HTT連携企業 アルバルク東京

アルバルク東京

連携した取り組み

Coming soon

インタビュー

アルバルク東京の環境配慮に対する基本姿勢

アルバルク東京は、競技活動にとどまらず、社会の一員としての責任を果たすために、さまざまな取り組みを行っています。特に社会的責任プロジェクト「ALVARK Will」を通じて、地域社会や環境をより良くする活動を進めています。このプロジェクトでは、以下の3つの分野に重点的に取り組んでいます。

健康 / 成長 / 環境

これらの分野を通じて、アルバルク東京は持続可能な未来を実現するための活動を行い、共に生きる人々と幸せに暮らしていける環境作りを目指しています。

アルバルク東京の具体的な環境への取り組み

地球温暖化やそれに伴う気候変動などの環境問題は、誰一人として逃れられず、私たちは全ての人が取り組むべきテーマだと考えています。2025年10月に江東区‧青海にトヨタアルバルク東京株式会社が運営する新アリーナ「TOYOTA ARENA TOKYO」がオープンしました。この地域は海抜が低く、地球温暖化による海水面上昇の影響を受けやすい地域でもあるため、私たちは事業者としてより強く取り組まなければいけないという事情もあります。そのため、HTTを含む気候変動対策である「CARBON NEUTRAL ACTION」に力を入れて取り組んでいます。

アルバルク東京がHTTと連携して取り組むアクション

アルバルク東京は、東京都が推進する「HTT(へらす、つくる、ためる)」プロジェクトにも積極的に参画しています。このプロジェクトの理念に基づき、アルバルク東京は自身の環境活動をさらに推進しています。HTTの3つの柱(へらす、つくる、ためる)を実現するため、アルバルク東京は以下のように取り組んでいます。

へらす

電力や資源を「へらす」取り組み

親会社であるトヨタ自動車とともに、「CARBON NEUTRAL ACTION」を推進。ホームゲームや事務所業務に加え、アウェイ時の移動・宿泊を含む活動全体でのCO₂(二酸化炭素)排出量を算定し、選手やチアリーダーとともに日常で実践できる身近な削減行動を呼びかけています。また、試合会場ではペットボトル削減を目指す「マイボトル推進プロジェクト」や、再利用カップと専用洗浄機「Re-CUP WASHER」を活用した回収・洗浄の仕組みを運用しています。

つくる

電力を「つくる」ための再生可能エネルギー利用

新アリーナ「TOYOTA ARENA TOKYO」の屋上に太陽光発電設備を設置し、再生可能エネルギーの活用を進めています。

ためる

電力を「ためる」取り組み

「Moving e」による水素発電で蓄電バッテリーや「e-Palette」への給電を行い、エネルギーの有効利用を図りました。

担当者の声

環境への取り組みを始めたきっかけについて

私たちが環境への取り組みを始めたきっかけは大きく二つあります。第一に、2021年に社会的責任活動プロジェクト『ALVARK Will』を立ち上げ、スポーツの発信力でファンや企業が社会課題に触れる場をつくりたいと考えたこと。その中でも気候変動は最も緊急性が高いテーマでした。第二に、2025年に臨海部にオープン予定の新アリーナが海面上昇のリスクを抱えており、クラブの存続にも直結する課題だと認識したことです。自分たちが当事者であるという意識が、カーボンニュートラルを重点テーマに据える決定打になりました。

HTTとの連携を通じて得た成果や感想

HTTとの連携を通じて、ファンの皆さんと共に「限りある資源を大切にする意識」を広く浸透させることができました。2月のホームゲームではHTTブースを設置し、HTTクイズや「無駄な電気はすぐ消灯!省電チャレンジ」、関連ポスター掲出などを行い、楽しみながら環境について学べる場を提供しました。

マイボトル利用促進では、全3回のイベントに延べ1,285名が参加しました。さらに、「Re-CUP WASHER」では合計約3万杯を回収し、4月の5試合では回収率約60%を達成。新型リサイクルカップの実証実験でも約600個(回収率約40%)を回収しました。また、クラブ全体のCO₂排出量を可視化し、環境負荷への理解促進と啓発活動を展開。こうした取り組みを通じて、「アルバルク東京は社会課題にも真剣に取り組んでいる」という評価を、多くのファンやパートナー企業、地域の皆さまからいただきました。

今後の目標と展望

アルバルク東京がHTTに取り組む意義は、持続可能な未来を構築することにあります。環境負荷の軽減や地球温暖化対策に取り組むことで、企業の社会的責任を果たします。私たちはファンやパートナー企業、地域の皆さんなど多くのステークホルダーの支えのもと成り立っています。その支えに応えるためにも、選手やチアリーダーを活かした発信力を通じて情報を発信し、アルバルク東京を取り巻く人々に影響を与え、その動きを加速できると考えています。

今後も、多くのステークホルダーと共にHTTを含む「CARBON NEUTRAL ACTION」についての理解を深め、取り組むきっかけを作るための取り組みを行っていきたいと考えています。

まとめ

アルバルク東京は、「東京で、共に生きる人たちと幸せに暮らしていける環境を作っていきたい。」という想いを持ち、社会的責任プロジェクト「ALVARK Will」に取り組んでいます。スポーツが持つ発信力や心を揺さぶる力に魅力を感じています。社会課題は特定の人だけで解決できるものではないので、多くの人がその課題を知り、自分ごとにして取り組む必要があります。その点で、スポーツは多くの人に働きかけ、感情に触れることができるため、今後もさらに多くのファンや地域と協力し、環境保護に向けた活動を広げていくことが期待されています。