HTT連携企業 メディパルホールディングス

メディパル
ホールディングス

インタビュー

環境配慮に対する基本姿勢

メディパルグループは、「医療と健康、美」の事業フィールドにおいて、人々の暮らしに不可欠な多様な商品を取り扱っています。いつ、いかなる時でも、お得意様・お客様に必要な商品を安定的にお届けすることこそが当社グループの社会的存在意義であり、持続可能な社会の実現への最大の貢献であり、サステナビリティ経営の根幹であると考えています。

環境については、流通全体の最適化を図り、環境負荷の低減を進めるなど、SDGsの達成に向けた取り組みを推進しています。

具体的な環境への取り組み

ハイブリッド車・電気自動車の導入や、太陽光発電・環境配慮型電力の活用を進め、事業活動に伴う温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいます。あわせて、医薬品輸送では鉄道コンテナを活用したモーダルシフトを推進し、物流分野での環境負荷低減も進めています。

ハイブリッド車・電気自動車の導入

各拠点において、保有車両をハイブリッド車や電気自動車へと順次切り替えることで、自社の燃料使用に伴う温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいます。

  • ゼロエミッションの電気自動車配送トラック

環境配慮型電力の使用

当社グループでは、一部建屋の屋上に太陽光パネルを設置し、再生可能エネルギーを活用した自家発電を行っています。発電された電力は建屋内で使用し、消費電力の一部を賄うことで温室効果ガス排出量削減に寄与しています。また、グループ内の一部の建屋においては環境配慮型電力への切り替えを進めており、あわせて非化石証書の調達などにより、電力使用に伴う温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいます。

  • 建屋屋上に設置した太陽光パネル

モーダルシフトによる環境負荷削減

物流センター間の医薬品輸送におけるモーダルシフトに取り組んでいます。従来の大型トラック輸送に代えて、環境負荷の少ない鉄道コンテナを利用した輸送方式への切り替えを一部エリアで実施し、輸送時の温室効果ガス排出量の削減を図っています。

  • 医薬品輸送に活用する鉄道コンテナ

HTTと連携して取り組むアクション

メディパルホールディングスは、東京都が推進するHTT(「へらす」「つくる」「ためる」)プロジェクトに賛同し、流通事業における温室効果ガス排出量の削減に向けた取り組みを進めています。

へらす

医療用医薬品等卸売事業において、チェーン展開する調剤薬局やドラッグストアなどのお得意様と協働し、医薬品流通の最適化モデル構築に取り組んでいます。具体的には、店舗ごとに最適な医薬品在庫量を分析・管理するとともに、発注・納品・検品といった業務プロセスの見直しにより、業務の効率化だけでなく、車両走行距離の削減や物流拠点稼働時間の短縮につなげています。

つくる

メディパルグループでは、⼀部物流センターの屋上に太陽光パネルを設置し、再生可能エネルギーを活⽤した⾃家発電を行っています。発電された電力は建屋内で使⽤し、消費電力の⼀部を賄うことで温室効果ガス排出量削減につなげています。

ためる

各拠点において、保有車両を電気⾃動車などの環境に配慮した車両へと順次切り替えることで、⾃社の燃料使⽤に伴う温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいます。さらに、来訪する製薬企業のMR(医薬情報担当者)に電気自動車用の充電器を開放することで、製薬業界におけるカーボンニュートラルの実現に貢献しています。

東京都は、これらの取組を「HTT取組推進宣言企業」として登録しています。「HTT取組推進宣言企業」へご登録いただくと、登録証の発行や東京都公式サイトへの掲載など、企業の取組発信につながる特典があります。

担当者の声

環境への取り組みを始めたきっかけ

流通を担う企業として温室効果ガス排出量の削減は喫緊の課題と捉え、重要課題(マテリアリティ)の1つとして「脱炭素への取り組み」を掲げ、中長期目標として2030年度に温室効果ガス排出量50%削減(2020年度比)、2050年度にカーボンニュートラルを設定しました。目標の達成に向けて、さまざまな取り組みを推進し、地球環境に配慮した流通モデルの構築を目指しています。

HTTと連携して得た成果

太陽光パネルなど再生可能エネルギー導入のほか、ハイブリッド車・電気自動車の導入を進めた結果、2025年度においては、温室効果ガス排出量(Scope1・2)が基準年度(2020年度)から17.9%削減しました。また、国際的な環境評価NGOであるCDPが実施する気候変動質問書においては、2025年は「B」スコアの評価を獲得しました。

今後の目標と展望

当社グループの事業は、自動車などを使用した流通が不可欠であることから、温室効果ガス排出量の削減は喫緊の課題であると捉えており、解決に向けた取り組みに注力しています。

まずは自社排出分の温室効果ガス排出量削減を第一優先として考え、電気自動車の導入や太陽光パネルの設置などを通じて中長期目標に対して、着実に歩みを進めています。また、サプライチェーン全体での削減も重要であると捉え、流通の最適化を目指した配送回数の見直しなどの取り組みや輸送に起因する排出量削減の取り組みとしてモーダルシフトへの切り替えなど、お得意様との双方の課題解決に取り組んでいます。

その他にも、温室効果ガス排出量(Scope1・2)削減目標の達成に向けて、以下の施策に取り組んでまいります。

  • 車両台数の適正化
  • 各拠点のLED照明への切り替え
  • 非化石証書の購入
  • 節電などエネルギー効率化の取り組み強化
  • 従業員の環境保全意識向上施策の実施

まとめ

メディパルグループは、「流通価値の創造を通じて人々の健康と社会の発展に貢献します。」という経営理念のもと、「医療と健康、美」の事業フィールドで流通を担う企業として、脱炭素社会の実現に向けた環境負荷低減に取り組んでいます。ハイブリッド車・電気自動車の導入や太陽光発電・環境配慮型電力の活用、鉄道輸送へのモーダルシフトなどを推進し、温室効果ガス排出量の削減を進めています。今後も流通の最適化や省エネ施策を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していきます。