HTT連携企業 ロイヤルホールディングス 

ロイヤルホールディングス
インタビュー
環境配慮に対する基本姿勢
ロイヤルグループは"食"&"ホスピタリティ"企業グループとして、事業活動を通じて、社会・環境問題への対応に積極的に取り組み、各ステークホルダーとのつながりを大切に明るい未来の創造と持続可能な社会の実現に貢献することをサステナビリティ基本方針に掲げています。
社会的責任として、サプライチェーン全体での環境保全を重視し、資源環境分野への取り組みを推進しています。具体的には、2050年カーボンニュートラル達成を目標とし「脱炭素への対応」、外食産業の責務である「食品ロス削減」に加え「プラスチック削減」を重要テーマとして、グループ全体で取り組んでいます。
具体的な環境への取り組み
食品製造で発生する食品残渣をバイオガス発電の燃料としてリサイクルし、発電した電力を工場で活用する循環型エコシステムを構築しています。さらに、再生可能エネルギーの活用により工場のCO₂実質排出量ゼロを実現し、店舗を含めた食品リサイクルの拡大と環境配慮型拠点づくりを推進しています。
循環型エコシステムの構築
脱炭素および資源循環への貢献として当社グループでインフラ機能(食品事業)を担うロイヤル株式会社の製造拠点(東京食品工場・福岡食品工場)において、食品リサイクルを中心とする循環型エコシステムへの取り組みを導入しています。各工場の食品製造過程で排出される食品残渣(廃棄物)をバイオガス発電の燃料としてリサイクルし、そこから生まれた電気を工場へ再び供給する地産地消型のループをJFEエンジニアリング様と連携して形成しています。
再エネ活用・資源循環
使用電力量全量に対して再生可能エネルギー指定の非化石証書を組み合わせることで、工場におけるCO₂実質排出量ゼロ(実質的に再生可能エネルギー100%の電気の供給)を実現しています。今後、店舗から出る食品残渣についても同スキームの可能性を検討しています。外食産業において取り組まなければいけない「食品リサイクル率の向上」という重要な課題に対し、廃棄物の削減だけでなく、再生可能エネルギーの調達等を増やすことを目指し(HTT「増やす」)環境配慮型の拠点づくりを推進してまいります。
HTTと連携して取り組むアクション
ロイヤルホールディングスは、東京都が推進するHTT(「へらす」「つくる」)プロジェクトに賛同し、食品リサイクルと再生可能エネルギー活用による環境負荷低減に向けた取り組みを進めています。
当社グループで食品事業を担うロイヤル株式会社の製造拠点(東京・福岡工場)では、食品リサイクルを中心とする循環型エコシステムを導入しています。工場の製造過程で出る食品残渣をバイオガス発電の燃料としてリサイクルする取組を協働しております。
また、バイオガス発電として生まれた電気を工場へ再び供給する地産地消型のループをJFEエンジニアリング様と連携して形成しました。さらに非化石証書を組み合わせ、工場におけるCO₂実質排出量ゼロを実現しています。一部地域で行っている店舗から出る食品残渣の活用拡大も検討中です。食品リサイクル率の向上という課題に対し、廃棄物削減と再生可能エネルギー調達の拡大(HTT「へらす」「つくる」)を同時に目指す、環境配慮型の拠点づくりを推進します。
東京都は、これらの取組を「HTT取組推進宣言企業」として登録しています。「HTT取組推進宣言企業」へご登録いただくと、登録証の発行や東京都公式サイトへの掲載など、企業の取組発信につながる特典があります。
担当者の声
環境への取り組みを始めたきっかけ
外食・ホテルという地域密着型の多店舗展開ビジネスにおいて、エネルギー消費や食品廃棄による環境負荷の低減、そして次世代への環境継承は重要な責務です。
資源環境分野をはじめサステナビリティへの対応が遅れる企業は、顧客や取引先、投資家、さらには従業員等のステークホルダーからの信頼の低下やブランド価値の毀損を招く危機感を持っています。ロイヤルグループは、信頼される企業・ブランドへの変革に向け、社会課題の解決と企業価値向上の両立を目指し、取り組みを推進しています。
HTTと連携して得た成果
当社は2025年より東京食品工場と福岡食品工場へ「食品リサイクル発電スキーム」および「実質再エネ100%プラン」を導入したことで、食品廃棄物の有効活用と、工場におけるGHG実質排出量ゼロを同時に達成するという具体的な成果を得ることができました。
この取り組みは、多様な企業や取引先との緊密な連携によって実現したものです。環境への取り組みは1社だけの努力で解決することは難しく、さまざまなステークホルダーとの協働・連携を通じてこそ、真の課題解決へ向けた取り組みを推進できます。HTTと協働することで社内のみならず社会・お客様と協働しながら環境負荷低減の機運を醸成する重要性を実感しました。
今後の目標と展望
事業者にとってHTTをはじめとする環境問題への参画は、社会的信用の獲得やコスト削減にとどまらず、気候変動リスクに対する「事業のレジリエンス強化」そのものであると考えます。
今後は、中期経営計画に基づき、2030年までのGHG排出量削減目標や食品ロス削減目標の確実な達成を目指します。さらに、店舗駐車場へのEV急速充電器設置などを通じ、お客様や地域社会の脱炭素・環境配慮行動を後押しするインフラとしての役割も意識し、HTT推進に貢献してまいります。
まとめ
ロイヤルグループは、『食とホスピタリティ』を通じて持続可能な社会の実現を目指し、2050年カーボンニュートラルを見据えた脱炭素、食品ロス削減、プラスチック削減に取り組んでいます。食品工場では、食品残渣を活用したバイオガス発電と実質再生可能エネルギー100%の導入により、資源循環とCO₂実質排出量ゼロを実現しました。今後も食品リサイクルの拡大やEV充電設備の整備、多様なステークホルダーとの連携を通じて、環境負荷の低減と持続可能な社会の実現を目指します。




