HTT連携企業 首都圏環境美化センター 

首都圏環境美化センター
インタビュー
環境配慮に対する基本姿勢
当社の社会的責任は、廃棄物処理業として廃棄物の100%再資源化をめざすこととなります。廃棄物を再資源化へとつなげる製品に生まれ変わらせる中間処理を行いますが、その生産性と品質向上に取り組んでいます。
環境への取り組みについては、資源化率を向上させることに加え、収集運搬や中間処理で使用するエネルギーの環境負荷低減、節電、ペーパーレス化やコピー削減にも取り組んでいます。
具体的な環境への取り組み
設備の機械化による高度な選別体制の構築を進め、光学選別機や風力選別機の導入により、再資源化ニーズや物量増加に対応した効率的で高品質な処理を実現しています。また、4つの施設に太陽光発電設備を設置し、施設使用電力の一部をグリーンエネルギーで賄うことで、事業活動における環境負荷低減にも取り組んでいます。
生産性・品質向上のための設備投資
再資源化事業者のニーズや、物量の増加などに対応できるよう設備投資を行っています。処理施設の設備の機械化を進め、光学選別機、風力選別機、磁選機などを組み合わせ、効率よく品質の高い選別品ができるように工夫しています。2019年より飲料容器中間処理施設に光学選別機を導入、2023年よりプラスチック中間処理施設に光学選別機、2024年新設の施設は風力選別機、光学選別機を備えた新しいプラスチック中間処理施設となっています。
太陽光発電の設置・グリーンエネルギーの利用
中間処理プロセスにおける環境負荷低減のため、4つの施設に太陽光発電設備を設置し、そのうち1施設には蓄電池を導入しております。2023年に第1、第2RC、2024年に第8RC、2025年には第5RCに設置しました。合計304枚のパネルを設置しています。各施設2割から3割の電力を太陽光発電によるグリーンエネルギーで担っています。
HTTと連携して取り組むアクション
首都圏環境美化センターは、東京都が推進するHTT(「へらす」「つくる」「ためる」)プロジェクトに賛同し、省エネ・再エネの取り組みを進めています。
- 自社の事務所・工場において、照明をLEDに切り替え
- 空調効率向上のため、室内の温度を保ったまま換気できる機器の導入、また、空調機を省力型に切り替え、定期的なメンテナンス及び分解清掃の実施
- 節電プログラムへの積極的な参加、社内節電委員会を随時設置し節電を推進
- 営業車両に電気自動車やハイブリッド車を導入
- 収集運搬時のエコドライブ指導
- 太陽光発電を飲料容器リサイクル施設にて2023年に稼働させ、リサイクル工場に要する電力として活用。2024年、2025年にはプラスチックリサイクル施設にも設置し、各施設2~3割の電力を賄っています。
- 引き続き、太陽光発電の拡大、グリーン電力購入の検討を行う
プラスチックリサイクル施設のうち第8RCでは、蓄電池を設置しています。太陽光発電により蓄電した電力を使用することができます。
東京都は、これらの取組を「HTT取組推進宣言企業」として登録しています。「HTT取組推進宣言企業」へご登録いただくと、登録証の発行や東京都公式サイトへの掲載など、企業の取組発信につながる特典があります。
担当者の声
環境への取り組みを始めたきっかけ
1994年の創業当初から、「リサイクルは、地球サイズの思いやり」をモットーに、廃棄物を価値あるものにして環境負荷を減らすということを目指していますので、取り組みの経緯は創業と同時ということになります。2003年にISO14001を取得し、環境方針として、「オフィスビルをはじめ飲食店、商業施設などのあらゆる廃棄物に対応し、リサイクルを中心とした収集、運搬、再生、処分業務を様々な分野で展開、地球の環境保全に貢献する “ゴミ処理及びリサイクル処理のエキスパート” として社会に本当の豊かさを提供する」を定めました。また、2021年からは、SDGsの取り組みを表明しています。
HTTと連携して得た成果
まず、社内の環境配慮意識の維持に役立っています。使っていない場所の電気を消す、エアコンを適切に使うなど、節電に繋がる行動は気が付いた人が誰でも取り組めることなので、節電を意識した行動が継続できていると思います。社外的には、お取引様に見える形で当社の環境への取り組みを示すことができ、信頼を得ることに繋がっていると思います。
今後の目標と展望
社会全体が脱炭素に向かって取り組みを進めている状況だと思います。当社は、東京23区を中心に多くの排出事業者様とお取引させていただいておりますが、廃棄物の再資源化による環境負荷低減に今まで以上に関心を持たれていると感じます。排出事業者様と一緒になって廃棄物の資源循環を高めることに貢献できると考え、様々にご提案をしておりますが、その際に、HTTなど自社の環境への取り組みを広く知ってもらえていることが、自信をもって活動ができることにつながっていると思います。
まとめ
首都圏環境美化センターは、廃棄物の100%再資源化を目指し、高度な選別設備の導入による資源循環の高度化を推進しています。あわせて、太陽光発電や省エネ設備、エコドライブなどHTTの取り組みを通じて環境負荷低減を進め、持続可能な社会の実現に向けて、廃棄物処理業としての社会的責任を果たし続けていきます。







