HTT連携企業 エフエム東京

エフエム東京

連携した取り組み

インタビュー

環境配慮に対する基本姿勢

当社は、放送法で規定された地上基幹放送事業者として、「放送倫理基本綱領に基づいた公正な放送」、「人権尊重」、「環境問題啓発」をCSR活動の基本方針としています。

このうち、人権尊重においては、日本民間放送連盟の「人権に関する基本姿勢」(2023年策定)や「緊急人権アクション」(2025年5月策定)、「民間放送のコーポレート・ガバナンス強化策」(2025年11月策定)を遵守するとともに、自社の「人権方針」に基づき、社内外の活動において基本的人権を尊重し、あらゆる差別のない社会の実現への貢献を目指しています。

環境問題については、メディアとしての強みを活かし、地球温暖化対策や自然環境保全、循環型社会の構築、SDGsの推進等、環境問題に関する正確かつ的確な情報の発信・啓発に努めています。

この他、CSR活動の一貫として、「認定NPO法人全国子ども食堂支援センターむすびえ」の広報活動支援および食材費・活動費の寄付、「公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」への広報協力等、外部機関との連携を通じ、SDGsの基本理念のひとつである「だれひとり取り残さない」の実践に取り組んでいます。

具体的な環境への取り組み

リスナー参加型の清掃イベントやワークショップを全国で展開しています。社内ではペーパーレス化・LED化・リモート勤務・出張抑制等を推進し、放送局としての情報発信と実践型活動の両立を目指しています。

イベント・ワークショップ等

長年にわたり、4月22日の「地球の日」にあわせたコンサートイベントや富士山での清掃活動等を実施、地球環境保全の必要性を訴えてきました。ここ数年は、「クリーン・キャンペーン」として、海岸や河川敷、緑道等での清掃、マイクロプラスチック拾い、廃棄物から雑貨をつくるワークショップ等、リスナーとともに学びながら環境保全を訴える活動を展開しています。

自社内での活動

社内文書電子化によるペーパーレス化を推進するとともに、リモートワークの推奨、出張を控えオンラインで遠隔会議を実施する等、身近なところからCO₂排出削減の努力を行っています。また、社内施設については、照明のLED化や省エネ性能に優れた冷暖房機器への更新等を進めてきました。

HTTと連携して取り組むアクション

当社は、東京都が推進するHTT(「へらす」「つくる」「ためる」)プロジェクトに賛同し、エネルギー使用の削減を中心とした取り組みを進めています。

へらす

LED照明への交換や省エネ型冷暖房機器への更新、社内冷暖房の適切な温度設定等、電力使用料の低減に努めています。また、社内節電キャンペーンの実施、エレベーターを極力使わず階段利用を推奨、社内文書はグループウェアや電子決済システムの導入等によるペーパーレス化により「へらす」活動を日常的に心がけています。

ためる

本社ビルでは、夜間電力で作った冷水・温水により、日中の冷暖房機器を運用する仕組みを採用しています。

東京都は、これらの取組を「HTT取組推進宣言企業」として登録しています。「HTT取組推進宣言企業」へご登録いただくと、登録証の発行や東京都公式サイトへの掲載など、企業の取組発信につながる特典があります。

担当者の声

環境への取り組みを始めたきっかけ

2011年の東日本大震災以降の電力供給の課題や、近年頻発する異常気象を目の当たりにし、エネルギーの安定供給と持続可能な社会の実現は喫緊の課題だと痛感しています。社会的使命と責任を担う放送事業者として、企業倫理憲章においては、社会における持続可能な開発目標(SDGs)に関する取り組みを掲げています。

環境への取り組みを通じて得た成果や感想

オフィス内照明のLED化や節電キャンペーン等により、電力消費量の削減を実感しました。電気料金が不安定に上下する中、費用コントロール面での効果も感じています。また、執務エリアだけでなく駐車場や機材室・倉庫等その他付随施設での照明のLED化を進めています。

空調の温度設置は役職員やビル来館者にご不便をおかけすることもありますが、社内ポスター貼付等でご理解を呼びかけています。ただ、このところの夏の猛暑においては、夜間電力で作った冷水による冷房では、空調コントロールに限界があり、地球温暖化や異常気象をこれまで以上に痛感するようになりました。

今後の目標と展望

今後、これまでの成果をさらに発展させ、社員一人ひとりが日々の業務の中でHTTを意識し、より具体的な行動に繋がるよう、啓発活動や実践を促す仕組みを強化していくことで、全社的なHTT文化の定着と行動の深化を図っていきます。HTTへの取り組みは、電力使用量の抑制等の省エネ効果だけに留まらず、「社会的責任の遂行とブランドイメージ向上」、「新たな価値創造とコンテンツ開発」、「従業員の意識向上とエンゲージメント強化」といった意義を持っていると考えております。

「社会的責任の遂行とブランドイメージ向上」
気候変動対策は避けて通れない企業の社会的責任であり、HTTに積極的に取り組むことは、環境意識の高い企業として信頼感を高め、ブランドイメージ向上に直結すると考えています。

「新たな価値創造とコンテンツ開発」
HTTの取り組み自体が、環境問題や持続可能な社会への関心を高めるコンテンツとして、新たな番組企画やイベント展開の可能性を生み出すものと期待しています。

「従業員の意識向上とエンゲージメント強化」
環境貢献への意識は、社員等のモチベーション向上や企業への帰属意識を高めることに繋がります。

まとめ

当社は、CSR方針として、基本的人権の尊重とともに地球環境問題に関する取り組みを重要課題と考えています。メディアとしての強みを活かし、情報発信や啓発イベントを実施、ここ数年はリスナー参加型ワークショップに力を入れています。社内ではペーパーレス化、リモートワークの推進、出張の抑制等に取り組むとともに、施設面では、照明のLED化や省エネ空調の導入、夜間電力利用等を実施しています。製造業ではないため、自社努力によるCO₂排出削減効果は大きくありませんが、今後は、さらなる展開として、再生可能エネルギー導入や蓄電システムの検討等を行い、「地球市民」の一員として、2050年の「ゼロエミッション」にあらゆる面から貢献していきたいと考えています。